Tambourine作業メモ

主にスキル習得のためにやった作業のメモ。他人には基本的に無用のものです。

プロセスフローを書きたいと思い、BlueworksLiveに出会った

でっかいSIerでお仕事をしていると、プログラムコードを書くよりもビジネスプロセスを書く方がよっぽど頻度が高い(個人の感想です)。

ビジネスプロセスというとスイムレーンが水平に並んでいて、お仕事が左から右にフローチャートみたいな書式で流れていく、 あんな感じの図を思い浮かべる人も多いだろう。アレだ。

DFDを思い浮かべてしまう人や、シーケンス図を思い浮かべてしまう人もいるだろうか。いないか。

アーキテクトたるもの、図を書くものである。むしろ、抽象概念を図で表すことが主なアーキテクトの仕事と言っても良い。これをモデリングという。なので、アーキテクトは様々なものを図にする。図にするのは、複雑なものを単純にして理解しやすくするという意味もあるが、誰か他の人にモデリング対象がどうなっているか伝えるという大きな意味もある。というわけで、図の書き方、記法というものはアーキテクト間で共有されてなければならない。

そんなわけで、ビジネスプロセスも図にするときには記法がある。BPMN(Business Process Model and Notation)という。このBPMNに従った図をラクチンに書く方法が欲しい。Excelやパワーポイントで書くと泣きそうになるからだ。

己のクリック力を最大限まで高めて検索してみたが、お手頃であんまりいいツールはない。マネーを支払って良いのならIBMクラウドツールであるBlueworksLiveが良い事がわかった。灯台下暗しである。1ユーザー月額$53。日本円で買うとなぜか¥7,345。まあ、良い値段だけどお仕事ツールとしてめちゃ高いわけでもない。1ヶ月試用できるので、その間に仕事を終わらすのがナイス。

何が灯台の下だったかというと、私は何を隠そうIBM社員であり、社員はタダで使えると言うことにログインしてみて初めて気がついたからである。なので、ここでBlueworksLiveをべた褒めしているのは社員だということに注意して欲しい。社員も知らないようなツールなのかよということも、あまり突っ込まないで欲しい。デカい会社というのはそんなものだ。

というわけで、そんなにたくさんの種類のお絵かきツールを使ったわけではないし、BPMNを活かすような使い方もしていないけど、ビジネスフロー作成ツールとしてはBlueworksLiveはかなり良い感じだった。ログインするとまずチュートリアルのビデオを見ててと言われるので(英語を我慢して)見て欲しい。はー、よくできてんなーと思ってもらえると思う。